手・指・手関節痛

指にコブができ、関節が曲がっていく疾患を第一関節なら「へバーデン結節」第二関節なら「ブシャール結節」と言います。指の付け根で腱鞘炎が起こると指の動きがスムーズに行かなくなり「ばね指」という状態になってしまうことがあります。指のしびれの原因には「手根管症候群」が挙げられ、手の正中神経という神経が圧迫されることで引き起こされます。手首の痛みとしては、手首の親指側の腱鞘炎として「ドケルバン病」、小指側の痛みとしては軟部組織の複合体(TFCC)の損傷により「TFCC損傷」が起こります。手は人体の中でも靱帯、腱、骨、軟骨などが複雑に合わさっている部位と言えます。転倒などによる手首の骨折で多いのは「橈骨遠位端骨折」であります。必要に応じて整復をしたり固定具を作成したりできます。いずれも放置していてもなかなか治らない疾患が多いので早めの受診をおすすめしております。

足・足首痛

足の裏の痛みとして多いのは「足底筋膜炎」です。これはスポーツなどによる足の使い過ぎや、立ち仕事や歩きすぎ、急な運動などが理由による足にある縦と横のアーチが崩れたことが原因とされています。足首の怪我で最も多いは足関節捻挫で、人体損傷を伴ったり、骨折を伴ったりする場合もあり、早期に正しい治療を行っていくことが必要になります。そのまま放置しておくと再捻挫を頻繁に起こすようになり将来的に足の関節の動揺や、変形などが起こりやすくなるので適切な処置を早い檀家で行い、再捻挫防止のための筋力訓練もまで当院ではアフターフォローしていきます。

肘痛

物を持ち上げたり、雑巾を絞るような動作をしたときに起こる痛みの原因に「テニス肘(上腕骨外側上顆炎)」があります。テニス肘はその名の通りテニスプレイヤーに多い疾患なのですが、テニスをしていなくても日常生活の中でなりやすい疾患の一つです。他にスポーツによる疾患としては「野球肘(上腕骨内側上顆炎)」が挙げられます。お子様で腕を引っ張ってしまって痛がる疾患に肘内障が挙げられます。

腰痛

腰痛には様々な病名があります。例えばぎっくり腰(急性腰椎症)、腰椎捻挫、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症、腰椎症すべり症などがあります。これらの原因は筋肉、筋膜、関節、骨格の歪み、体全体のバランスなど様々な理由から起こり得るものです。当院ではあなたの腰痛がどのタイプのものか判断したうえで、施術にあたらせていただきます。